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    ファーウェイの企業文化は中国共産党文化である暴露本

     皆様、こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。

     最近のニューヨーク・タイムズ(中国語版)で、“ファーウェイの企業文化について”紹介していました。中国政府は「ファーウェイは民間企業だ」と強調しているにもかかわらず、実のところファーウェイの企業文化は中国共産党と切っても切れない「絆」で結ばれていたことを暴露していました。

     ニューヨーク・タイムズで紹介されていた書籍を、僕はざっくりとその見出しを読んでみました。

     2012年11月30日、中国国内で「次に倒れるのはファーウェイではない」という、ファーウェイの創立者・任正非氏を取材した本が発売されました。するとすぐにベストセラー入りとなり、これによりファーウェイの企業文化が、中国人の間に広がりました。
     以下は百度百科(バイドゥ=中国版ウィキペディア)で紹介した本の内容です。
    http://bit.ly/2Vn8hng
     この本では、任正非氏の言葉を引用して、ファーウェイの企業文化を完全に「自爆」しました。そして、2017年に、英語に翻訳し、英語の海外版を発売しました、タイトルは「The Huawei Story」(ファーウェイの物語)になります。

     同書の中にファーウェイと任正非氏のエピソードがいろいろ書かれています。今回はビックリする箇所をいくつか紹介します。

    ①ファーウェイ創業者は中国国策映画『身分的証明』を推奨

     ファーウェイの創立者・任正非氏は、過去に社内の上層部会議で、上層部の社員に「身分的証明」という中国国策映画をオススメしていました。任氏はこの映画を観て感心し、それ以来、ファーウェイの企業理念として社員に教育してるようです。

     僕はさっそく映画の内容を調べてみました。第二次世界大戦が終わり、中国の内戦が始まります。中国共産党と中国国民党が激戦を繰り広げている時代が、その舞台。大まかなあらすじは、中国共産党が大量のスパイを養成し、国民党に入党させ、内戦中に国民党の機密情報を盗み聞き、国民党の技術を盗んで国民党を倒した、というものです。

     共産党が勝利し、国民党は台湾へ“亡命”した、その時に国民党に入った元共産党スパイたちは、共産党に戻って、ずっと共産党への忠誠心を示します。「私は共産党員である身分を証明した」というストーリーです。つまり、映画のテーマは「共産党に忠誠に誓い、スパイ行為で戦争を勝ち取る」のを正当化する為です。

    ②ファーウェイ創業者は、他社技術盗用を推奨

     任正非氏は社内演説で、「我が社は敵の技術を真面目に盗むことが必要だ。そして、敵を倒すのだ」「欧米の企業を追い越すために、欧米製のスニーカーを履くことが必要だ、足が痛くても我慢するのだ」と発言しました。

     つまり、欧米の技術を盗んで欧米を倒す。上述の映画「身分的証明」とまったく同じ手口です。

    ③中国に「企業文化」など一切ない

     「中国には企業管理思想と経験などがほとんどありません。中国の企業が、唯一依存してる管理思想は「中国の伝統文化」と「中国共産党文化」です。

    ④ファーウェイの人事体制は中国共産党と瓜二つ

     ファーウェイの人事体制は中国共産党と瓜二つです。ファーウェイの上層部は7名のリーダーがグループのまとめ役を担当しています。いわゆる「チャイナセブン」、中国共産党中央政治局常務委員会のことを模倣して設立しました。

    ⑤「狼性文化」―狼のように悪辣な手口を惜しまない―で社員教育

     ファーウェイの社内に「狼性文化」で社員を教育します。この「狼性文化」について解説します。

     僕ら中国人は小学生の頃から、学校で愛国主義教育を刷り込まれて、どんな時でも共産党と祖国に忠誠に誓い、狼のように悪辣な手口を惜しまず、敵を容赦せずに叩くと洗脳されて、例えば文化大革命の時に、共産党の総括のために気軽に人を殺すようなことが起りました。すると一部の中国人は海外の民主主義国家に移民しても、共産党を擁護しつづけ、海外でスパイ活動をしてます。その時に民主派中国人の間に海外でスパイをやってる中国人を「狼乳を吐き出しきれない」という、からかった言葉がありました。共産党は狼で、中国人はみんな狼に拾われて育った「狼の子供」たちです。ようするに、ファーウェイは社内で中国共産党の理念で社員を教育してます。

     このように、本書はファーウェイという企業がどこでも中国共産党の魂を守っていることを「白状」したわけです。たとえファーウェイが「ただの民間企業」だとしても、この企業文化が恐ろしいのです。そして、ファーウェイ端末は中国共産党の魂が宿っている製品なのです。

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