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イノベーション力、独裁下で欠落する創造性

中国高速鉄道「和階号」

 中国の「赤いシリコンバレー」と呼ばれる深圳市の技術開発力が大きな評価を得ている。確かに世界シェア7割を占めるドローン企業DJIや顔認証や音声認証ソフト、人工知能(AI)搭載のカメラなどで圧倒的存在感を誇示する。

 だが、中国はこれまで破壊的な創造をもたらすような革新的技術を開発したことがない。世界トップクラスの時価総額を誇る中国電子商取引最大手、阿里巴巴(アリババ)集団にしても、既存技術の活用ではあっても革新的技術ではない。

 無論、政府が補助金をつけ、人口14億人の中から優秀な人材を抜擢(ばってき)することも可能な中国で、何かが生まれることはあるだろう。だが、独裁体制下、ダイナミックに経済を底上げするような革新的イノベーションを起こす力があるのかというと話は別だ。

 拓殖大学海外事情研究所の澁谷司教授は「中国最大の問題は、創造性の欠落だ」ときっぱり言う。


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