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先端技術競争、世界の命運握る「量子」

「50量子 ビット 」量子コンピューター

 昨年10月4日、ペンス米副大統領のハドソン研究所演説は鮮烈だった。

 「中国は先端軍事計画など米国の技術を盗み、陸海空、宇宙における米国の軍事的優位を脅かす」と糾弾し、「米大統領は後ろに引かない」と断言。中国とは「倶(とも)に天を戴(いただ)かず」の意思を鮮明にした。

 このペンス演説を「現在版ハル・ノートだ」と指摘するのは、拓殖大学海外事情研究所の澁谷(しぶたに)司(つかさ)教授だ。

 澁谷氏は「貿易戦争に名を借りた中国潰(つぶ)しだ」とし、「米国とすれば世界の覇権を中国に渡さないという、“対中宣戦布告”の意思表示だった」と言う。

 その核心は「技術覇権」(澁谷氏)だ。

 先端技術は日進月歩で、あっという間に新技術も骨董(こっとう)品になりかねない。そうした先端技術開発は、軍事転用も可能だ。オセロゲームをひっくり返すようにすべてを入れ替え、国家の未来をも決定しかねないパワーを発揮する。


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