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    E・J・ディオンヌ
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    米コラムニスト
    堂本かおる
    堂本かおる
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    ジョージ・ウィル
    ジョージ・ウ...
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    後藤 文俊
    流通コンサルタント
    高永喆
    高永喆
    拓殖大学客員研究員
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    ペマ・ギャル...
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    ロバート・サ...
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    宋大晟
    宋大晟
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    マーク・ティーセン
    マーク・ティ...
    米コラムニスト
    呂 永茂
    呂 永茂
    南北戦略研究所所長
    高橋 克明
    高橋 克明
    「ニューヨーク BIZ」CEO 兼 発行人
    ファリード・ザカリア
    ファリード・...
    米コラムニスト

    海外報道から読み解くファーウェイ・CFO孟晩舟氏逮捕劇の真相

     こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。

    ●ファーウェイに対する誤った報道を繰り返す日本メディア

     12月1日、中国の大手通信企業「華為通信」(ファーウェイ/HUAWEI)のCFO(最高財務責任者)孟晩舟氏はカナダで逮捕されました。アメリカ政府が対イラン制裁でアメリカの一部の製品を輸出することを禁止するという条例に違反して、ファーウェイ社は「Skycom」という架空の会社を作って、さらにアメリカの銀行を利用してイランと取引していることが判明。カナダ警察の調査によれば、「Skycom」がイランの会社とやり取りしていた電子メールアカウントはファーウェイ社のドメインであり、やり取りしている人物さえもファーウェイ社の社員だと特定しました。つまり、アメリカの監視の目を盗む目的の詐欺罪として起訴されたのです。

     これに対し、日本の地上波テレビや主要なメディアでは、孟晩舟氏逮捕の詳細に関してはほとんど報道せず、ファーウェイのCMを以前にも増してこれでもかとばかり大量に垂れ流しています。今やファーウェイの製品(主にスマートフォン)は日本中に溢れています。ファーウェイのCMを溢れさせることで、同社違反の事実を覆い隠そうしているかのようです。国民の知る権利はどうしたのでしょうか。

     また一部の地上波テレビは左派、親中のコメンテーターを集めて、ファーウェイを擁護する言論をテレビに溢れさせてます。

    概ね以下のような3つの論調です:


    1)ファーウェイは民間企業であり、中国政府と関係ない。
    2)ファーウェイはスパイ企業ではない。
    3)日本政府のファーウェイ製品排除の措置はアメリカに従属している。


     そこで今日は、皆さんに孟晩舟氏の裁判の詳細を紹介し、日本のマスメディアの報道がどれほどバカバカしい内容であるかを証明したいと思います。以下はアメリカ、フランス、ドイツ、香港、台湾などなどたくさんのメディアから集めた情報を整理して、皆さんに説明します。今回は敢えて情報ソースをいちいち羅列しませんのでご容赦ください。

    ●ファーウェイが中国政府に従属関係にあるというより、むしろ政府と対等の関係、あえて言えば政府の“重役”だ

     孟晩舟氏は、夫の劉暁棕氏が現金100万カナダドルと、バンクーバーにある2軒の住宅資産を納付しているだけでなく、カナダ人、カナダ在住資格のある中国人合わせて5人が孟晩舟氏の身元保証人となっています。さらに孟晩舟氏は自宅周辺の狭い範囲でしか活動できません。それだけでなく、厳重な保安、監視カメラが監視しており、孟晩舟氏の足にはGPS付きの電子足錠、すべてのパスポートを押収という厳重な条件下で、ようやく保釈が認めまられました。

     孟晩舟氏は保釈された当日に記者からのインタビューに対し、「ファーウェイは私の誇り。祖国は私の誇り」というセリフを吐きました。もし、ファーウェイは政府と関係のない民間企業なら、「祖国は私の誇り」とは言わないですよね!?確かに、中国外交部はカナダ当局に対して「即刻、わが国の国民、孟晩舟氏を釈放しないと厳重な事態になるぞ」と脅迫した翌日に、今度は在中国のカナダ人外交官2人を拘束しました。つまり、中国政府は孟晩舟氏のためにカナダ人を拘束し、孟晩舟氏は政府に感謝しました。これはファーウェイと中国政府が密接な関係にあることを証明しました。

     そして、孟晩舟氏が釈放された翌朝、駐カナダ中国大使館の上層部の4人の職員は、孟氏のカナダにある豪邸に「お見舞い」に行きました、職員たちは孟晩舟氏に対してお辞儀をしたり、ペコペコと頷いたりするなど、分かりやすい「主従関係」を、監視カメラが捉えていました。

     ここの「主」は孟晩舟氏であり、つまり駐カナダ中国大使館の上層部が「従」。まさに孟晩舟氏を「目上の人」と見てます。これでどこが「民間企業」でしょうか?ファーウェイが、中国政府と対等の関係だという謎の企業です。

     さらにもっと謎めいた事件がありました。12月1日、孟晩舟氏は拘束された当日に、中国系アメリカ人物理学者・張首晟氏がサンフランシスコの自宅で飛び降り自殺しました。一見両者には何の関係もない「偶然」と見えますが、実は孟晩舟氏を拘束する直前に、米連邦捜査局(FBI)が張氏の実験室で彼に事情聴取を行ってたことが分かっています。孟晩舟氏は当日にアルゼンチンのとあるイベントで張首晟氏と面会する予定で、張首晟氏は孟晩舟氏の拘束を知ったあとに自殺したと見られます。

     張氏は習近平主席の「千人計画」に選ばれた、中国製スマホ向けのチップ開発事業の1人です。この「千人計画」とは、中国政府の出資で、海外に大量の中国人留学生を派遣して、世界各国の技術を勉強して帰国した後、祖国のために貢献させるという計画のことですが、その「勉強」とは、どうやら「窃盗」と名の『スパイ行為』と見られています。張首晟氏はファーウェイのためにスマホ向けのチップ開発する1人だったようです。もしかしたら、張首晟氏を取り調べた結果、何か重大な機密をバラしたため、本人は自殺に追いやられたのかもしれません。

     これで中国共産党と『濃密な関係』を持つファーウェイの孟晩舟氏であることを証明したではないでしょうか。

    ●ファーウェイをアメリカ政府に「告げ口」したのはZTE(中興通信)だった!?

     実はアメリカ政府が今年の8月の時点で、既にファーウェイの詐欺罪の証拠を揃えて、カナダ政府に逮捕要請をしました。しかしAIIB(アジアインフラ投資銀行)や「一帯一路」を擁護する親中派のカナダ首相・ジャスティン・トルドー氏は、中国との関係の悪化を懸念して、逮捕をためらって、3カ月間アメリカが提供した証拠を厳密に審査しました。しかし、カナダは三権分立の民主主義国家であり、トルドー首相は司法調査を干渉することできません。その結果ようやく、12月1日、孟晩舟氏を拘束となったのです。

     実はアメリカ政府は今年の7月に「イランに対してアメリカの技術を採用した部品を搭載した機器を輸出した」罪で、アメリカはZTEを起訴しましたが、ZTEを取り調べた時に、ZTEの職員は「実はファーウェイも同じことをやった」と証言していたのです。

     ZTEの職員は、社員向けのマニュアルを提示し、そこには「どうやって架空の会社を作り、アメリカの監視の目をかかいくぐったのかについての説明文」が記載されていました。そこで「F7社も同じことをやってる」という暗号を記載してますが、ZTEの職員の解説に「F」は夫婦の夫の頭文字、7は中国語「妻(qi)」の発音で、ZTEとファーウェイは夫婦みたいな関係だという暗号で、ファーウェイを「F7」と呼んでます。

     それ以降は、ZTEの職員は隠せずにファーウェイの犯罪事実をアメリカ当局に暴露しました。孟晩舟氏の保釈期限は2019年2月5日まで、そして2月6日からカナダの裁判所で裁判を再開し、その時にZTEの職員はファーウェイの犯罪を証明する証人として召喚される予定のようです。こうした中国政府のためにスパイ行為をし続ける両社は、犯罪の手口を共有し、いざと言う時に相手を切り捨てる茶番劇が行われているのです。

    ●ファーウェイと密接な関係にあった日本企業とは?

     以上のことは、日本と関係のない話のようですが、実は安川電機が巻き込まれてます。ファーウェイは安川電機の産業ロボットを購入する計画をすべて凍結しています。これは一見すると、日本政府によるファーウェイ製品の排除への報復措置と見られています。

     しかし、安川電機の従業員が海外メディアにインタビューされた際、「カナダでの裁判の影響で、ファーウェイ日本支社は、正常に運営できなくなり、今や『修羅場状態』です」と証言しました。今後の日本での事業計画は大きな修正せざるを得なくなり、安川電機の産業ロボット購入を凍結するのは辻褄が合ってます。それにしても『修羅場状態』とはいったいどういうことなのでしょうか?

     もしかしたら、日本の警察にファーウェイ日本支社が家宅捜索されないように、日本にサイバー攻撃に用意してる設備とソフトの証拠隠滅するためにドタバタしてるのではないかと推測されます。もはや日本へ報復措置する余裕すらありません。

     みなさん、どうでしょうか? 実は日本のメディアが報道していない謎のエピソードがまだまだたくさんあります。引き続き、私は孟晩舟氏の裁判に注目して、みなさんにご紹介していこうと思います。乞うご期待!

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