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台湾・蔡政権の切り札、頼行政院長で選挙態勢へ

蔡英文氏

独立明言、中国反発必至

 労働規制改革の混乱で支持率低迷に苦しむ台湾の蔡英文政権は、8日に発足した頼清徳・行政院長(首相)による新内閣発足で巻き返しを図っている。独立志向の強い頼氏は、高い人気からポスト蔡総統とみられる“切り札”で、次期総統選の前哨戦となる来年後半の統一地方選に向けた選挙態勢づくりが本格化。しかし、早すぎる“切り札”人事は、与党・民進党だけでなく連立を組む小政党の時代力量にとっても背水の陣を敷くことになった。 (香港・深川耕治)

 対中関係で現状維持を掲げる蔡総統は24日、与党・民進党の党大会に党主席として出席し、中国から外交・経済を通して圧力が続く現状について、「結党当時(1986年)とはまったく違う」とした上で、「中国の台頭に世界中の国々が慎重に向き合わなければならない状況に直面している」と述べ、中国への警戒感をにじませた。


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