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トランプ外交とアジア安全保障、中国主導で南北統一の恐れ

川上高司氏

南シナ海・尖閣も取引材料に

 トランプ米政権の対外政策はアジア太平洋地域の秩序をどう変えようとしているのか。日本は「トランプ時代」をどう生き抜くべきなのか。日米関係や米国の外交・安全保障政策に詳しい拓殖大学海外事情研究所所長の川上高司氏に聞いた。(聞き手=編集委員・早川俊行)

トランプ政権の外交政策をどう見る。

 オバマ政権には外交政策の方向性を指し示す青写真があったが、トランプ政権にはそれがない。

 例えば、米国の対中国政策は冷戦後、経済的には関与、軍事的にはヘッジ(予防)し、中国を国際法を守る「責任あるステークホルダー(利害関係国)」にするという方程式があった。それがクリントン政権からオバマ政権まで続いてきた。ところが、トランプ政権の場合、同じ方程式がないため解答がなく、その時に決める。

 行き当たりばったりで判断する外交を本当に外交政策と呼べるのか。中東政策も同じだ。

北朝鮮政策はどうか。


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