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「一国二制度」の前途、挫折した中港融合戦略

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人口急増で貧富格差拡大 台湾への移民がブームに

 1日、香港が英国領から中国に返還されて20周年を迎える。2047年まで50年間にわたって高度な自治を保障する故・鄧小平氏が提唱した「一国二制度」という壮大な都市実験はアジアの金融センターだった香港をどう変容させたのか。返還前後に生まれた若者世代が中年世代として牽引(けんいん)する30年後を見据えながら現状と課題を浮き彫りにする。(香港・深川耕治、写真も)

 「われわれ香港人は50年間という期限付きで借りた時間、借りた空間を生きている。チャイナマネーによる不動産の爆買いと中国からの富裕移民増で若い会社員は30年ローンでも家庭向け不動産物件を買えなくなった」

 こう話すのは台湾への投資移民を目指し準備する20代共働きの陳さん夫婦。


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