«
»

国境越える中国の情報統制

400

批判的な米メディアに徹底報復

 中国政府による情報統制は国内にとどまらず、国境を越えて米メディアにも及んでいる。海外の報道機関を直接規制することはできないが、中国に不利益をもたらす内容を報じた社には、特派員へのビザ発給拒否や経済的圧力、ハッカー攻撃など徹底的に報復。こうした圧力に耐えきれず、批判的な中国報道を控える「自己検閲」を余儀なくされた米大手メディアも出ている。(ワシントン・早川俊行)

 ニューヨーク・タイムズ紙などの報道によると、金融情報大手ブルームバーグ通信は10月末、準備していた中国に関する調査報道記事の配信を見送ることを決めた。記事は、中国の最高指導部、共産党政治局常務委員会の現・元メンバーの親族と、中国一の富豪、王健林・大連万達集団(ワンダ・グループ)会長との癒着を暴露する内容で、公表すれば大きな注目を集めることは確実だったにもかかわらずだ。ブルームバーグの社内で一体何があったのか。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
無料で毎月10本までご覧になれます。
新規会員登録へ

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。