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フィリピンのドゥテルテ政権、共産勢力との和平に期待

ドゥテルテ氏

依然続くNPAによる襲撃

 今月発足するフィリピンのドゥテルテ政権で、武装闘争を続けている共産勢力との和平に注目が集まっている。フィリピン共産党の創設者で海外に亡命中のホセ・マリア・シソン氏が、近く帰国する方針を固めており、アキノ政権で停滞していた和平交渉が本格的に再開するとの観測だ。しかし、その一方で対米姿勢などをめぐり、互いに相いれない内容も抱えており、和平交渉の難航も予測されている。 (マニラ・福島純一)

 ドゥテルテ氏はダバオ市長時代から、フィリピン共産党の軍人部門である新人民軍(NPA)に捕虜として拘束された警官や兵士の解放に尽力するなど、共産勢力に太いパイプを持っていることで知られていた。ドゥテルテ氏は、共産党の指導者であるシソン氏と大学時代に、生徒と教授という関係で交流があり、共産勢力に一定の理解を示している。新政権ではフィリピン共産党に近い人物2人を閣僚を迎える人事を発表し、その「左寄り」が注目を集めている。


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