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フィリピン大統領選でドゥテルテ氏当確

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犯罪撲滅へ「豪腕」を期待

 9日に投票が行われたフィリピンの大統領選で、ミンダナオ島ダバオ市長のロドリゴ・ドゥテルテ氏(71)が、他の候補に大差を付けて当選確実となった。ダバオ市政で全国に名をとどろかせていたことに加え、犯罪撲滅という国民にとって身近で深刻な問題を前面に掲げ、常に変化や改革を求める国民の心をガッチリとつかんだ。 (マニラ・福島純一)

 フィリピン国民が大統領に求めることは、過去の政変や革命が物語るように、現状の改善であり変化である。これは大半の国民が貧困層に属し、満足できる収入を得るには家族と離れて海外就労を選ぶしかないなど、現状の社会に不満を持っている人々が多い証しでもある。アキノ政権は過去にない経済成長を成し遂げ、政情も安定し高い支持率を維持し続けた。しかし、経済格差は拡大するばかりで庶民の生活は大きく改善されず、物価高や都市部の渋滞問題など、新たな改革を望む声は常にあった。


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