ワシントン・タイムズ・ジャパン

南ベトナム滅亡の教訓

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 去る5月4日、米国のジェームズ・クラッパー国家情報局長(DNI)がソウルを秘密訪問し、米朝平和協定の交渉と関連して韓国側の立場を打診した。同局長は韓民求国防部長官や国家情報院の当局者に会って、米国が北朝鮮と平和協定に関する交渉を行う場合、韓国が譲歩できる範囲についても尋 ねたという。

 これまで米韓両国は北朝鮮が非核化を決定しない限り平和協定の議論はしないと表明してきた。中国も最近、非核化を前提に米朝平和協定の締結を提案したともいわれる。しかし北朝鮮は36年ぶりの党大会で改めて核保有国宣言を行った。

 ここで米韓両国が忘れてはならない教訓は1973年、米国が北ベトナムと平和協定を締結したが、1975年、南ベトナム政府が北ベトナムの侵攻を受けて崩壊した先例である。ベトナムでの悲劇は韓半島でも繰り返される危険性がある。


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