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ベトナム、テトで黄金色の大地に

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ASEANの夜明け アジアハイウエー7000キロルポ(7)

 ベトナム国境まで走るサバナケット発のバスは午前8時半、出発した。まともなバスがあること自体、20年前を知る記者としては感無量だ。当時は首都ビエンチャンでさえバスターミナルはなかった。そもそもバスそのものが無く、移動手段はトラックの荷台に椅子を置いただけのトラック改造バスだったのだ。しかも、雨季には泥土と化した赤土の道路にタイヤを取られ、乗客はこぞってトラックを押さなくてはならなかった。

 サバナケットを出発したローカルバスは、障害物競走のような状況を呈していた。バスの通路には麻袋に入ったキャッサバが50㌢ほどの高さで積まれている。後部には一袋50㌔の砂糖やダース単位の缶コーラも通路に山積みだ。トイレ休憩や食事タイムに乗客は、バスの天井に頭をぶつけないよう腰をかがめながら通路を歩かないといけない。


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