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ラオス、中越の狭間で揺れる政治

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ASEANの夜明け アジアハイウエー7000キロルポ(6)

 大型ショッピングモール「ビエンチャン・センター」の前を、消防自動車がサイレンを鳴らしながら走り去っていく。赤い車体には誰の目にもつくように「中国雲南省寄贈」と書かれている。中国に「陰徳」という文字はないらしく、こうした演出ぶりばかりが目立つ。

 国立博物館前にある文化宮も中国が寄贈する格好で建築した。こうして国民の目に「中国」が刻印されるよう一工夫されている。

 ビエンチャンの繁華街にあったラオスジャーナリスト協会を訪問した。1階の奥に記者仲間と一緒にいたのが詩人記者のセンフーサ氏だった。日本では詩人のステータスは高くないが、東南アジアでは中央アジアほどではないにしても、ステータスを示す名称の一つだ。

 そのセンフーサ氏に「ラオスは建国の経緯からベトナムの影響が強いはずだが、中国の政治的影響の強さと比べるとどうか」尋ねた。


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