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海面上昇、故郷なくなる不安-キリバス共和国名誉領事 ケンタロ・オノさん

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エルニーニョで浸水被害頻発

キリバス共和国名誉領事 ケンタロ・オノさんに聞く

 ――キリバス共和国はどんなところか。

 大洋州の地図を見ると、青(い海)と点線(国の境界線)しか見られないほどだが、そこには海からの恵みによって生かされてきたさまざまな島、国々がある。キリバスはその一つで、東西5000㌔の領域、全部で33の島からなっている。日本との関係で言えば、意外と知られていないが、日本のカツオ一本釣り漁船の乗組員の半数はキリバスの人々で構成されている。

 ――海面上昇による被害は、地形によるところが大きいか。

 一つ一つの島の長さは数十㌔と長いが、幅は広いところでも数百㍍しかない。海抜は平均で2㍍前後しかなく、巨大な波が押し寄せ、海水があふれるとひとたまりもない。


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