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軍事バランス変える人工島、拡張する中国ランドパワー

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緊張 南シナ海(1)

 日本の大動脈シーレーンが脅かされている。南シナ海における中国の脅威が増大し、東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国が警戒を強め、オバマ米政権も重い腰を上げた。米比日から各国の動きをリポートする。

 南シナ海に人工島を造成し、その軍事拠点化を進める中国。太平洋とインド洋をつなぐ要衝に「砂の万里の長城」(ハリー・ハリス米太平洋軍司令官)を築いたことは、どのような戦略的意味を持つのか。

 人工島は規模が小さく、中国本土から離れているため、抗堪(こうたん)性や兵站(へいたん)などの面で脆弱(ぜいじゃく)だ。米国と全面的な戦争になれば、真っ先に攻撃の標的となり、利用できなくなる可能性が高い。このため、人工島の軍事的価値は「取るに足らない」(米有力紙)との指摘が少なくない。

 だが、米国の専門家からは人工島の過小評価を戒める分析が出ている。


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