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台湾総統選 野党候補優位、形勢変わらず

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候補交代で態勢立て直しへ 国民党

 台湾与党・国民党は17日の臨時党代表大会で来年1月16日の総統選挙公認候補だった洪秀柱立法院副院長の公認を取り消し、新たに朱立倫党主席を公認する異例の事態となった。総統選まで残り3カ月を切り、党内で支持率の高いエース級の朱立倫氏を投入して対中政策などで論戦を挑むが、高支持率を保つ野党・民進党の蔡英文候補や与党票を奪う親民党の宋楚瑜候補との3候補の闘いは蔡氏優勢の流れを変える争点を見いだせないままだ。(香港・深川耕治)

 与党・国民党で本命視されていた朱立倫氏は昨年11月の地方選挙で辛勝して与党で唯一、直轄市である新北市長に就任したため、市政優先の立場から総統選出馬を否定し、拒み続けてきた。候補者交代を余儀なくされるのは、本来、朱氏を含めた有力候補者が次々と不出馬表明し、本命不在で洪秀柱氏が出馬し、異論を挟む党幹部が誰一人いなかったためだ。


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