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300-1

中央アジア胎動 中国「新シルクロード」と日本の戦略(10)

中央アジア・コーカサス研究所所長 田中 哲二氏に聞く

――中国の新シルクロード経済圏構想(一帯一路)、特に陸のシルクロード経済ベルト(一帯)の狙いは何か。

 ポイントは二つある。第1は主に新疆ウイグル自治区で作られた物資を流通・消費するヒンターランドの必要性だ。かつて中国は「大西部開発」と言う国家プロジェクトを立て新疆・チベット・青海等の開発を行い、中国を統一された経済空間にしようとしたがうまくいかなかった。理由は、沿海部と西部の経済格差が大き過ぎたことと、新疆の生産物を中央アジア・コーカサス・トルコ等に流通させるルートがなかったためだ。中国側には、これがうまくいっていればウイグル人にもっと職を与えられ、情勢を安定させられたはずとの思いがある。ウイグル族独立問題は依然深刻な問題だ。


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