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一国二制度はすでに破綻

300-1

二極化する香港 識者インタビュー(10)

香港誌「前哨」編集長 劉達文氏(上)

 香港の現状や台湾の政局について香港月刊政治誌「前哨」の劉達文編集長に聞いた。(聞き手=香港・深川耕治、写真も)

 ――香港が中国に返還されて18周年が過ぎた。中国が台湾を統一する手段として提案された一国二制度を香港に導入し、どれくらい機能しているとみるか。

 オキュパイ・セントラル(香港金融街占拠)運動から現在までの香港政局を見ると分かる通り、すでに一国二制度の構想自体が破綻している。香港社会自体が二極化し、分裂、抗争している。一国二制度は元来、鄧小平が香港返還のために暫時的な回収工作として提案されたものだが、あくまで中国の社会主義に主導されていくこと自体が問題だ。例えていえば、小学生が大学生を指導・管理し、小学校が高度な大学を運営しようとするようなもので、もともと大きな無理と矛盾があり、成功するはずがない。


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