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中南米の新貿易ルート狙う中国

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インフラ建設で浸透強化

 昨年7月の習近平国家主席歴訪に続き、中国の李克強首相は18日から26日まで中南米4カ国を訪問し、インフラ投資で関係を強化して浸透を図っている。キューバとの国交回復交渉を進める米国が中南米で拡大する親中路線を親米に引き戻そうとする米中争奪戦に乗じ、「米国の裏庭」と呼ばれる中南米各国は両天秤(てんびん)外交でインフラ整備と資源開発による巨額投資を引き出そうと外資獲得に重点を置いている。(香港・深川耕治)

 李首相は26日まで、ブラジル、コロンビア、ペルー、チリの4カ国を訪問し、「共通利益の保護、促進のために南米投資を着々と進める」と今回の歴訪で中南米への影響力拡大に手応えをにじませた。習近平主席が昨年7月、ブラジル訪問で南米大陸横断鉄道構想を含む250億㌦(約3兆円)規模の投資基金を約束しており、施策実務約束の再確認と具体化を明確化する外交戦略だ。


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