ワシントン・タイムズ・ジャパン

故李登輝氏と日台の絆

故李登輝元台湾総統(AFP時事)

再起を促し安倍氏を激励 コロナワクチン寄贈、戦略対話に結実

 自民党が下野して民主党に与党の座を譲っていた2010年10月、安倍晋三元首相(当時)は台北を訪問した。羽田空港と台北松山空港を結ぶ航空路線が開設された記念式典に出席するため、羽田発の一番機に搭乗した国会議員団の一人だった。安倍氏は訪台が決まると、台北駐日経済文化代表処(駐日大使館に相当)に「台北へ行ったら李登輝元総統にお会いしたい」と申し入れた。当時のエピソードから今日の日台の絆を振り返る。(台北・早川友久)

 安倍氏の申し入れに対する返答は、「李元総統は現在体調を崩しており、誰とも会わない」というものだった。台北に到着し、ある歓迎会の席で安倍氏がそのことを漏らすと、同席した台湾人たちは訝(いぶか)って言った。「それはおかしい。昨夜も李元総統がイベントに出席しているのをテレビで見た」。


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