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フィリピン、ワクチンで対中依存が加速

フィリピンのドゥテルテ大統領=2020年7月、マニラ(比大統領府提供・AFP時事)

大統領 「南シナ海」軽視発言 中国漁船集結に外務省は抗議

 フィリピンが領有権を主張する南シナ海の排他的経済水域(EEZ)に、200隻以上の中国漁船が集結し緊張が高まった。これに対し外務省が中国を激しく非難する一方で、ドゥテルテ大統領は、国際仲裁裁判所の判断を「紙切れ」と表現するなど、中国への配慮が目立つ発言を繰り返し波紋を呼んでいる。(マニラ・福島純一)

 フィリピンと中国が領有権を争う南シナ海に、200隻を超える中国漁船が確認されたのは3月上旬だ。フィリピン側の激しい抗議にもかかわらず、漁船は撤退するどころかその数を増し、5月に入り300隻にまで増加するなど、中国側はあからさまにフィリピンの抗議を無視し続けた。

 この状況に業を煮やしたフィリピン外務省のロクシン長官は、5月上旬にツイッターで「消えうせろ」と投稿。南シナ海に居座る中国漁船への苛(いら)立ちを、外交では使用しない禁句を交えて爆発させた。


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