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国際援助で憧れの日本と現実ーネパールから

地球だより

 ネパールでは4月14日、ビクラム歴2078年の新年を迎えた。ちなみに4月25日は、自衛隊の国際緊急援助活動もあったマグニチュード7・8の2015年ネパール地震から6年を迎える日でもある。

 同年の大地震の際は、日本からも自衛隊だけで約270人がネパールに派遣され、被災者延べ2900人ほどに診療を実施した医療活動のほか、防疫・救助活動などを行った。

 ネパール国民に一定の評価を受けたこともあり、日本への留学生も増加した一つの要因であったと認識しているが、日本に留学中のネパール人留学生の現在の状況は、相当厳しいものであると聞いている。

 日本滞在のための短期ビザは延長できたものの、就業許可を得ることができないケースが多く、所持金を使い果たし、生活保護などにも頼ることもできない、そのような日本滞在ネパール人が増えているという。

 中には、オーバーステイとなり、入管に収監されているネパール人もいるということを聞いているが、最近は、入管の収容施設の「密」を避けるために「仮放免」が行われているようだ。

 この仮放免で施設を出たとしても就業もできず、健康保険も入れず、生活保護も受けることもできない三重苦である。本人自身の問題もあるだろうが、行政の方も何らかの対応を考えるべきではないかと感じてやまないのは、筆者だけであろうか。

(T)

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