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なぜか台湾を安住の地に選んだ海兵 樋口 勝見

なぜか台湾を安住の地に選んだ海兵 樋口 勝見

台湾との関わりはないが、屏東県の龍安寺に祀られている

【連載】台湾で祀られる日本人先覚者(13)

 「海角七号―君想う、国境の南」という台湾映画がある。2008年8月に台湾で、翌年12月に日本でも公開された。日本が台湾を統治していた頃の切ない恋愛物語で、史上空前の大ヒットとなり、これを見ると「海角七号症候群」と呼ばれる中毒症状が出るという噂(うわさ)が広まるほど、台湾で社会現象を巻き起こした。

 公開間もなく、そのロケ地である屏東(へいとう)県の域内に入る台湾最南端の恒春半島を旅した。同行してくれたのは、恒春生まれ恒春育ち、同じく屏東県にある永達(だいかん)技術学院(2014年に廃校)で教鞭(きょうべん)を執る友人だった。「技術学院」というのは、言わば大学と専門学校の中間に位置する技術系の学校である。


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