ワシントン・タイムズ・ジャパン

中国の台湾パイン輸入禁止、依存逆手に経済的恫喝

中国が輸入を禁止している台湾産パイナップルを手に記念撮影する自民党の高鳥修一衆院議員(前列右から3人目)と台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表(同4人目)ら=24日午後、東京・永田町の参院議員会館

サプライチェーンの再構築急務

 台湾の農業委員会(農水省)は2月26日、記者会見を開き、中国が台湾産パイナップルを3月1日から輸入禁止にすると通告してきたことを明らかにした。しかし、その理由には全く説得力がない。中国は輸出入先を中国に依存している品目を逆手に取って経済的恫喝(どうかつ)を繰り返している。(台北・早川友久)

 中国が輸入禁止を通告してきた理由は、数回にわたって害虫である「カイガラムシ」が発見されたからだという。4万トン以上ともいわれる中国向けパイナップルが行き場を失った。これに対して陳吉仲主任委員(農水相)は、中国からカイガラムシが検出されたという通知があったのは2020年の秋が最後で、それ以降は検疫を強化したこともあり、通知はきていないと反論した。

 中国に限らず輸出用のパイナップルはすべて国際的な検疫基準をクリアしており、20年の中国向け輸出の合格率は99・79%という高水準だったという。


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