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国際河川メコン、渇水の危機

メコン川委員会ビエンチャン事務局

上流域の中国がダム放水制限 「陸の南シナ海」として問題化

 ラオス、タイ、カンボジア、ベトナムなど流域4カ国で構成する国際機関メコン川委員会(MRC)は2月12日、「メコン川の水位が懸念されるレベルにまで低下している」と警告を発し、その原因を「中国雲南省の水力発電だ」と告発した。MRCが中国を名指しで批判したのは初めてのことだ。 (池永達夫)

 MRC本部は昔、タイのバンコクに置かれていたが、今ではラオスのビエンチャンとカンボジアのプノンペンが交代で本部機能を果たしている。ラオスもカンボジアも、中国からの巨額投資を受ける親中国家であり、東南アジア諸国連合(ASEAN)の中では「中国の代理人」とされている国にもかかわらず、今回、中国を名指ししての告発となった。

 メコン川の水位は昨年、50年来とされる低水位に陥った。今年はそれより一段と水位を下げている。


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