英製インド産ワクチンは救世主ーネパールから
地球だより
ネパールでは、2008年に王政が廃止されたが、昨年末から特に王政復古のデモが広がっており、このデモの直接的原因は「政府のコロナ対策の失敗」であると地元有力紙は分析している。
たとえ王政復古で国王がコロナ禍の救世主として立てられたからといって、国家の問題がたちまち全て解決するものではないと思うが、国民の間で現政府に対しての不満が募っているのは確かである。
いずれにしても、ネパールでは、1月27日から新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種が始まっている。このワクチンは、英国のオックスフォード大と製薬大手アストラゼネカが開発し、インドのセラム・インスティテュート・オブ・インディアが製造、インドから100万回分のワクチンの無償提供を受けたものだ。
政府は第一段階として医療従事者を中心に約43万人に接種するとともに、約3000万人の国民70%への接種を目指している。
なお、英国において、ネパール発のグルカ兵は、エリザベス女王の最側近としての警護も行う世界最強ともいわれる兵士の代名詞であるが、全世界で活躍するグルカ兵のように英国発のワクチンが、ネパールにおいてもコロナという人類の強敵との戦いに終止符を打つ救世主の役割を担ってくれることを切に願うものである。
(T)
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