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「自由で」戦略に不都合な 東南アジアの反自由・強権化

yamada

 ミャンマーの劇的な政変は、この国の民主化時計を午前零時に戻してしまうのか。膨張中国と日米豪印の「自由で開かれたインド太平洋」戦略の間で、東南アジア諸国連合(ASEAN)の国々がどちら寄りになるかは、大きなカギとなる。

 だがミャンマー以外でも、地域には中国類似型の強権化・自由抑圧傾向が増している。その一例が反政府派を吸い込む“ブラックホール”。タイをハブとした近隣諸国での「強制的失踪」事件だ。

 「強制的失踪」は、政府機関要員などによる拉致の疑いが極めて強く、闇に包まれた事件を言う。東南アジアでは以前からこの種の事件が発生してきた。だが近年、特に2014年のタイ軍事クーデター以後目立っているのは、おそらくはタイと近隣国との連携プレーで、タイから脱出した活動家が居住・滞在先の国で失踪する事件、またはそのお返しの逆方向の事件だ。


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