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インド、空母3隻体制へ

300-1

海洋大国へ動く中国に対抗

 今春、中国人が大勢乗っていたマレーシア機が墜落した際、中国はインドに対しアンダマン海のアンダマン・ニコバル諸島周辺の捜索許可を求めたがインドはこれを拒否した。アンダマン・ニコバル諸島にはインド海軍基地があり、その偵察を嫌ったためだ。インドの貿易相手国は中国がトップに躍り出るなど経済関係は強くなっているが、同時に中印戦争で煮え湯を飲まされたインドの安全保障面での中国不信は根強いものがある。海洋大国を目指す中国を牽制(けんせい)するためインドの国防費は、この10年で3倍化し、空母も3隻体制へ向け整備されつつある。(池永達夫)

 ロシアがインドに売却した空母「アドミラル・ゴルシコフ」(4万4500㌧)が昨年11月、改修を終えて引き渡され、「ビクラマディティヤ」と改称された。この空母は2004年に9億7400万㌦で基本契約が結ばれたものの、インド側が装備の刷新を求めてもめ、最終的に23億㌦で妥結していたものだ。同空母はインド独立以来、歴史的な関係が強いロシアからの武器調達のパイプを再び大きくしている中でも、最大の目玉商品だった。


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