«
»

重い対中債務に苦しむラオス

中国が建造したラオス文化センター=ビエンチャン

終着駅は「債務の罠」? 債務累積100億ドル、コロナ禍で返済難に

 ラオスには「宝の山に座っている貧乏人」という言葉がある。金や銅、ボーキサイトなど豊かな地下資源を誇る国土に暮らしながら、人々の生活は貧しい自国を自嘲気味に語るものだ。だが、最大の資産である地下資源も、このままでは中国に借金のかたとして取られてしまう「債務の罠」に陥りかねず、ラオスは「宝の山を隣国に奪われた貧乏人」になってしまうことが懸念される。(池永達夫、写真も)

 米国の三大格付け会社の一つフィッチ・レーティングスは9月下旬、ラオスの長期債務の格付けを「Bマイナス」から「トリプルC」に一気に2段階引き下げた。

 ラオスの外貨準備高約9億ドル余に対し、年内に約5億ドル、来年からは4年間、毎年約11億ドルの債務返済義務があることが理由だ。ラオスの対外債務は累積100億ドル以上とされ、デフォルト(債務不履行)も視野に入る。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
無料で毎月10本までご覧になれます。
新規会員登録へ

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。