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東京3カ所で中国に“NO” ウイグル、モンゴル人らデモ

 中国共産党政府による民族浄化政策や政治的弾圧に抗議するため、ウイグル、モンゴル、チベットなど諸民族の団体や香港独立を目指す団体が3日、都内3カ所で同時刻にデモ行進(主催・NO!中華人民共和国建国71周年連帯デモ実行委員会)を行った。抑圧を強める中国からの解放・独立を訴える叫びが、週末でにぎわう街中に響いた。

中国共産党政権への抗議デモを行う参加者たち 3日夜、東京都新宿区(森啓造撮影)

中国共産党政権への抗議デモを行う参加者たち 3日夜、東京都新宿区(森啓造撮影)

 チベット、内モンゴル、民主化を目指す中国出身者ら合わせて約110人の参加者は、日比谷公園中幸門(千代田区)に集合し、午後2時から出発した。虐殺や文化抹殺の中止、不当に逮捕された同胞の解放を訴えた。

 出発に際し、内モンゴル自治区の独立を目指す南モンゴルクリルタイのオルホノド・ダイチン氏は「中国共産党の71年は内モンゴルやチベット、中国の民衆に対する殺戮(さつりく)と略奪の年月だった。今日私たちはここに集まって、中国に対して“NO”と言いたい」と呼び掛けた。

 同時刻には新宿中央公園(新宿区)で、在日ウイグル人の団体や日本人支援者など約150人が集まり、新宿駅や明治通りなどで約1時間のデモ行進を行った。参加者は「ストップ・ウイグル・ジェノサイド」と記されたTシャツを着用。さらに、かつてウイグル民族らが建国した「東トルキスタン共和国」の国旗を掲げ、「ウイグルに自由を!」と力強い声を上げた。

中国共産党政権への抗議デモを行う参加者たち =3日午後、東京都中央区

中国共産党政権への抗議デモを行う参加者たち =3日午後、東京都中央区

 東池袋中央公園(豊島区)では、香港からの留学生など約200人が出発。「フリー香港」と書かれたプラカードを手に「国家安全法を撤回しろ!」などと叫んだ。デモの趣旨に賛同して参加した日本人の男性は「中国の深刻な人権弾圧を少しでも日本の人に伝えたい」と話した。

 午後5時に、メンバーは新宿中央公園に集結。各民族および団体の代表が「日本および世界が共に立ち上がり、私たちと共に声を上げてくださるよう求めます」とする声明文を読み上げた後、数百人のデモ隊が出発。夜の新宿の街を、民族や団体の違いを超えて共に行進した。

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