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「敬天愛人」を実践した隆盛の長男 西郷 菊次郎

「敬天愛人」を実践した隆盛の長男 西郷 菊次郎

外務省入省後台湾へ、宜蘭庁長として堤防建設し洪水防ぐ

【連載】台湾で祀られる日本人先覚者(6)

 西郷隆盛は「空前絶後の偉人」と評されるだけあって、日本史上、最も人気のある英雄である。「敬天愛人」を座右の銘とする西郷は、相手が誰であろうと分け隔てなく接し、多くの人々に慕われ、今でも敬意と親しみを込めて「西郷さん」と呼ばれている。

 その西郷の長男である菊次郎は、1861年、西郷が奄美大島に潜居していた際に出会った島妻の愛加那との間に生まれた。9歳の時に西郷家に引き取られた菊次郎は、その後、アメリカ留学を経て、17歳で西南戦争に従軍する。この時、右足に銃弾を受け膝下を切断し、以後、義足を装着することとなった。


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