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長期戦を見据える習政権

天問号

 ポンペオ米国務長官が演説した先月23日は、中国共産党が1921年に第1回党大会を開いた記念日だった。共産党設立100周年を迎える来年、大々的に祝おうとしている習近平政権にしてみれば、冷や水を浴びせる挑発行為と映る。

 しかも8月上旬から始まる引退した長老たちと現役の党幹部が意見を交換する北戴河会議直前という時期も絶妙だった。習政権の強権統治と対外強硬路線は、共産党内部の全幅の支持を得ているわけではない。共産党独裁政権維持を至上命題とする習政権は、古傷に塩をすり込む演説に不快感を隠さない。

 新華社通信は先月25日配信の記事で、ポンぺオ演説を「イデオロギー対立をあおり、中米新冷戦をたきつけた」と非難した上で、中国包囲網を構築する試みは「徒労に終わる」と警告した。


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