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夢枕に立った海軍少将、薩摩人の 田中 綱常

夢枕に立った海軍少将、薩摩人の 田中 綱常

女性宮主に「廟を建てよ」 幸運呼ぶパワースポットに

【連載】台湾で祀られる日本人先覚者(2)

 田中綱常という名前を知っている人は、そうはいないだろう。明治維新後、陸軍に出仕し、続いて海軍に転じて少将になった薩摩人である。そんな田中を祀(まつ)る「東龍宮」という廟(びょう)が、台湾南部の屏東県枋寮郷隆山村にある。台湾全土を走る台鉄(台湾鉄道)屏東線の終着駅、南廻線の始発駅となる枋寮駅から歩いて10分ほどの場所である。

 見上げるほどの大きな建物で、台湾風の派手やかな色彩の廟ではあるが、所々に日本をイメージした装飾が施されている。しかも、スピーカーからは近所迷惑になるのではないかと心配してしまうほどの大音量で「軍艦マーチ」が流れる。


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