ワシントン・タイムズ・ジャパン

台湾総統選 大陸も照らす民主の灯台

蔡英文総統

 台湾総統選は現職の蔡英文総統が、過去最高の817万票を獲得し再選を果たした。しかも投票率は75%という高さだ。台湾の民主主義の結実でもある今回の総統選の結果は、台湾併合を狙う中国への牽制(けんせい)球になった。ただ、中国が柔軟路線に転じることはない。台湾海峡の波はこれから高くなりこそすれ、なぎになることはない。(台北・池永達夫)

 台湾の総統は、元首であり陸海空軍の(統帥権)を持つ最高権力者だ。

 その総統を人々の一票で選ぶ直接選挙こそは、台湾の民主主義を象徴するものだ。これこそが大陸・中国にはない台湾の資産でもある。

 共産党一党独裁の中国では、権力の正統性が欠落していることから、指導者に力がなければ長老政治になりやすく、力があれば強権統治に陥りやすい。いずれにしても待ち受けているのは権力の機能不全だ。

 その意味では、台湾は中国に対する灯台だ。


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