ワシントン・タイムズ・ジャパン

中央アジア結束、カザフ主導 中国「陸の一帯」を牽制

800

田中哲二・中国研究所会長が講演

 このほど、「中央アジアからみた一帯一路」をテーマに中国研究所の田中哲二会長が東京都内で講演した。副題は「岐路に立つカザフスタン」で、カザフスタンが近年、中央アジアの結束強化に動いているのは、中国とロシアを牽制(けんせい)するためだとの認識を示した。同講演会は、21世紀シルクロード研究会が主催した。 (池永達夫)

 田中氏はまず、中国の一帯一路構想は南シナ海やインド洋を経由した「海の一路」と中央アジアを経由してユーラシア大陸の東西を結ぶ「陸の一帯」で成り立っているが、先行して始まった「海の一路」は、「債務の罠」への警戒感から足踏み状態がみられるものの、「陸の一帯」はアクセルが踏まれたままの状況だと強調した。中国は借金返済猶予の見返りに、スリランカでハンバントタ港の99年租借を、パキスタンではグアダール港の43年租借を実現した経緯があり、このような「債務の罠」が警戒されている。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
無料で毎月10本までご覧になれます。
新規会員登録へ

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。