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断交ドミノは台湾にとって好機

丹羽 文生

拓殖大学海外事情研究所准教授 丹羽 文生

 「中華民国」とは何か、どこにあるか。こう問われても、大半の人は首を傾(かし)げるだろう。今や「中華民国」なる言葉は死語になったと言っても過言ではない。

 1912年1月、辛亥革命の結果、孫文を臨時大総統に中国大陸の南京で成立したのが「中華民国」である。第2次世界大戦を経て、46年6月から3年半に亘(わた)り、中国大陸において毛沢東率いる共産党軍と蒋介石率いる国民党軍との間で国共内戦が繰り広げられ、その結果、勝利した毛沢東は中国大陸で「中華人民共和国」の建国を宣言し、敗北した蒋介石は台湾に逃走して、そこへ「中華民国」を移設した。以来、台湾は「中華民国」に実効支配されている。


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