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フィリピン南部、イスラム暫定政府発足

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自治政府創設を目指す イスラム勢力間の対立に懸念も

 フィリピン南部のイスラム教徒を中心とする、バンサモロ・イスラム自治政府の創設が具体的に動き出した。2度の住民投票を経て、イスラム教徒ミンダナオ自治区を廃止し、バンサモロ・イスラム自治政府を創設することが決定。実現に向け暫定統治機構が発足した。しかし、モロ・イスラム解放戦線(MILF)を中心とする組織編成に懸念も出始めている。 (マニラ・福島純一)

 2月22日に暫定統治機構の首相代行としてMILFのムラド議長が就任した。対立勢力であるモロ民族解放戦線(MNLF)の幹部もスルー諸島の代表として、2人いる副首相の一人に名を連ねているが、ほとんどのポジションはMILFで占められている構図だ。


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