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インド洋 中国が要衝の海に布石

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新グレートゲーム 第2部幻想だった中国の平和的台頭(9)

 インド洋は、21世紀の世界経済と安全保障の鍵を握る海洋となる見込みだ。

 GDP(国内総生産)で米国に次ぐ経済力を有するようになった中国は経済新興国の先頭を走ってきたが近年、不動産バブル破裂のリスクやシャドーバンキング問題などチャイナリスクが前面に出てくるようになった。このチャイナリスクをヘッジする「チャイナ+1」の候補地となっているのが東南アジア諸国連合(ASEAN)だ。世界経済を俯瞰(ふかん)すれば最も勢いがあるのはASEANだ。さらに近い将来、ダイナミックな発展を期待されるのがアフリカでもある。

 インド洋こそは、活力と潜在力に満ちたこれら2地域を結びつける要衝の海だ。無論、世界最大の原油供給基地である中東も海岸線の一角を占めている。


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