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最大の脅威は中国浸透工作

羅 福全氏

台湾海峡情勢の行方

元台北駐日経済文化代表処代表 羅 福全氏

 台湾に対する中国の圧力により不安定化する台湾海峡情勢。中国はどこに向かい、台湾はこれにどう対応すべきか。台湾の駐日大使に相当する台北駐日経済文化代表処代表を務めた羅福全氏に聞いた。(聞き手=編集委員・早川俊行)

中国の共産党一党独裁体制はいつまで続くか。

 中国の1人当たりの所得が8000㌦を超えた。この勢いでいけば、25年後には1万6000㌦になり、人口に占める大卒者の割合も20%程度になる。韓国や台湾もそうだったが、近代化が進み、教育水準が上がり、大卒者の割合が20%程度になると、市民社会が出てくる。

 香港のような市民社会が生まれれば、中国も共産党による独裁は成り立たなくなる。つまり、香港が中国化するのではなく、中国が香港化するのだ。近代化によって中国が徐々に民主国家になる。これが中国にとってもアジアにとっても、一番良いシナリオだ。


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