ワシントン・タイムズ・ジャパン

カンボジア、強権与党独走の総選挙

フン・セン首相

野党や批判的メディア潰す 中国後ろ盾の仮面民主主義

 今月29日のカンボジア総選挙まで1週間余りとなった。長期政権を維持してきたフン・セン首相は、前回躍進した最大野党を解散に追い込み、場外へと追い出した。与党に対抗できる有力野党はなく、政府に批判的なメディアも強権を使って閉鎖に追い込んだ。総選挙は与党圧勝の独走態勢にある。フン・セン政権のなりふり構わぬ強権指向は、中国という強力な後ろ盾を得ているからだ。 (池永達夫)

 29日実施の総選挙は、123議席の国民議会(下院)を争う5年に1度の選挙。覇を競うのは20に上る登録政党だが、実力のある政党は与党カンボジア人民党(CPP)と与党寄りのフンシンペック党ぐらいで、あとはいずれも弱小軍団だ。


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