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カザフ語をローマ字表記に、ロシアの影薄まるカザフスタン

カザフスタン国際貿易センター

影響強める中国に傾斜も

 旧ソ連構成国だった中央アジアのカザフスタンはこのほど、国際化のためカザフ語のロシア文字(キリル文字)表記をやめてローマ字に変更することになった。ナザルバエフ大統領は表記変更の具体的なスケジュールを提示した上で、2025年にはローマ字に完全移行すると宣言。カザフスタンでのロシアパワーが希薄化する中、それを埋めるように中国の影響力が増すことが懸念される。(池永達夫、写真も)

 ロシア紙・独立新聞はカザフ語のローマ字化政策を受け、さっそく「ロシアへのシグナル」と指摘した上で、識者の話として、「(カザフで約2割を占める)ロシア系住民に国外脱出の機運が高まる」「(ローマ字を使う)トルコ語世界へのカザフの接近を意味する」と警戒感をあおった。

 中央アジアの支配民族だったロシア人の転落ぶりには心が痛くなるほどだ。


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