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海洋国家目指す中国、大陸国家の発想が呪縛に 茅原郁生氏

茅原 郁生

拓殖大学名誉教授 茅原郁生氏(下)

中国にとって尖閣、台湾、南シナ海の優先順位トップは?

 核心的利益といわれた南シナ海だろう。

 中国は一帯一路を当面の対外戦略としているが、その一路戦略では南シナ海はインド洋と太平洋の連接海域で、南太平洋に出る拠点となっている。

 一帯一路は太平洋正面に領域拡大を図る中国が、米パワーに跳ね返されて東進をいったん棚上げし、西進に動いてユーラシア経済圏を構築することで力を蓄えようとしているものだとされる。

 そうしながらも碁の布石のように南太平洋にも足掛かりを残している。台湾と南シナ海を押さえたら、太平洋西半分への影響力は強化される。その意味でも南シナ海は台湾と同じく重要だ。

大陸国家が海洋国家に転じる時のきしみは?


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