ワシントン・タイムズ・ジャパン

大統領の孫娘に物議

地球だより

 質素な庶民派として親しまれているドゥテルテ大統領だが、孫娘には少し甘いようだ。

 このほどドゥテルテ氏の孫娘でファッショニスタとして知られるイサベルさんが、各国の要人などを迎える大統領府(マラカニアン宮殿)で私的な写真撮影を行い、論争を巻き起こしている。

 撮影は、「デビュー」と呼ばれるフィリピンの成人式に当たる行事のための前撮りだった。一流のスタイリストやメイクアップアーティストを引き連れ、豪華なガウンをいくつも持ち込んで行われ、投稿サイトのインスタグラムに撮影した写真が公開されると瞬く間に話題となった。

 国家の紋章を入れた写真が法令に違反しているという批判のほか、質素を信条とするドゥテルテ氏のイメージを損なったとの失望の声も。地元紙は撮影コストを100万ペ  ソ(約220万円)と推測し、大統領の年収よりも多いと皮肉った。

 批判に対し、ドゥテルテ氏は「なぜ大騒ぎするのか?彼女は私の家族の一員だ」とした上で、「大統領府の訪問者はそこで記念写真を撮ることができる」と述べ、「些細な問題」だと孫娘を擁護した。

 ドゥテルテ氏と言えば、大統領就任後も大統領府の邸宅に住むことを拒んで、地元ダバオ市の自宅で過ごすなど質素な生活で有名だが、一族全員がそのようなライフスタイルを好んでいるとは限らないようだ。

(F)

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