ワシントン・タイムズ・ジャパン
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フィリピン、和平交渉打ち切り

トランプ氏(左端)とドゥテルテ氏(中央)

NPAの襲撃相次ぐ 共産勢力との関係決裂

 フィリピンのドゥテルテ大統領は11月23日、共産勢力との和平交渉の打ち切りを宣言した。各地で襲撃を繰り返す軍事部門の新人民軍(NPA)をテロ組織と認識する方針を示し、全面戦争も辞さない構えだ。戒厳令に反発し攻勢を強めるNPAは、各地で警察への待ち伏せ攻撃を繰り返しているが、一般市民が巻き込まれるケースも相次ぎ死者も出ている。 (マニラ・福島純一)

 政権発足当初からドゥテルテ氏は共産勢力に一定の理解を示し、前政権で中断していた和平交渉を再開する方針を打ち出していた。共産系の人物を積極的に閣僚に登用したほか、大量の政治犯の釈放に応じるなど、共産勢力の信頼を得て和平交渉は好調な滑り出しとなったが、停戦協定を無視したNPAの襲撃が各地で相次ぎ雲行きが怪しくなった。


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