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ナイル上流のダム建設めぐり対立

会談するエチオピアのアビー首相(左)とエジプトのシシ大統領(2019年10月24日、ロシア・ソチで、エジプト大統領府提供・時事)

電力確保目指すエチオピア 水源維持へ強硬なエジプト

スーダンは「技術面で合意」

 エチオピアがナイル川上流に建設中の「大エチオピア・ルネサンス・ダム」をめぐって、水源の大部分をナイル川に頼る下流のエジプトとの対立が強まっている。

 スーダンは技術的問題をめぐってはほぼ溝は埋まったと主張するが、エジプトは、エチオピアが一方的に建設を進めれば、「あらゆる手段を取る」と主張、強硬な姿勢を崩していない。 (本田隆文)

 ルネサンス・ダムは2011年に建設が開始され、すでに7割が完成。総工費は約40億㌦(約4300億円)でアフリカ最大の水力発電所となる。エチオピア当局は雨期を迎える来月にも貯水を開始したい意向で、サレシ水資源相は昨年9月、20年12月にも発電を開始する予定であることを明らかにしている。エチオピア政府は、経済発展に伴い増加する電力需要を賄うために、早期に本格操業を開始することを目指している。


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