ワシントン・タイムズ・ジャパン

共同軍事行動を強化する中露

杉山 蕃

日本海が示威活動の場に 日本は領海・領空主権の堅持を

元統幕議長 杉山 蕃

 11月19日の前後にかけて、ロシア軍と中国軍の艦艇および航空機(爆撃機)が日本海、対馬海峡、東シナ海・宮古水道を共同で行動し、多くのマスメディアの報道するところとなった。このような共同行動は、昨年12月以来3回目(防衛省)とのことであるが、種々の観点から、注目する必要があり、所見を披露したい。

 これといった航空力を持たなかった中国は、1960年代から、旧ソ連から導入した旧式の航空機を主体に逐次拡張を進めたが、本格的な発展は、90年代、イスラエルの支援を得たとされる戦闘機J10の開発、旧ソ連末期に契約した傑作機SU27の導入が大きな転機となる。軍拡方針に沿い、陸海空の近代化が一斉に始まるが、中国独特の知的財産権の乱用から、中露間の軍事技術移転については大きな軋轢(あつれき)を生ずる。いわゆる「そっくりさん」「コピー機」の生産問題である。

技術移転の軋轢改善へ


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