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言語がつくる思考回路と、日朝・日韓交流の限界

 会員学生の皆さん、こんにちは。

ほーら、きたきた+(笑)

■【日朝首脳会談へ本格調整 金正恩氏「安倍首相と会ってもよい」 トランプ大統領に伝える】
https://www.sankei.com/world/news/180614/wor1806140005-n1.html
 まあこの記事を読む限り、二者会談については、概ね私が前回書いた会談の妄想再現」どおりのようですね(^_^;)


■拙ブログ【坂東妄想の米朝二者会談】
https://ameblo.jp/japangard/entry-12383385784.html

 さて、今後の日朝会談を先取りして、まずこの会談の難しさや、翻訳して日本語にしてしまっては正確に伝わらない言葉の問題などを、今日は元通訳捜査官として言語面からお話しましょう。

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 まず先日の米朝会談は、私が思っていたよりも、その評価は総じてボロクソです。

 マスコミも金正恩を讃えて平和を叫ぼうにも、それがうまく出来ないほど、彼の態度が残念すぎました。

 下の写真は二者会談が終わった直後のテレビ中継を私がスクショしたもので、喋っていないのに口をあけっぱなしにして呆然としています。

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 金正恩は威張り慣れていますが、対等の交渉に慣れていないことに加え、個人的メンツと国家の命運を背負ってのやり取りに疲れたか、トランプさんにガツンとなにか言われたのでしょう(^_^;)

 それでも、カナヅルになるべき弟分のくせに楯を突く、日本との首脳会談は外せません。

 そこで彼なら、現在の日本の反応から、まずは今回の米朝会談の評価を客観的に分析したがっているはずです。

 なんと言っても、朝鮮語から一番早く、わかりやすく翻訳ができるのは日本語です。

 日本にはたくさんのバイリンガルな在日同胞協力者がいますし、文法もほとんど同じなので、単語を置き換えるだけでほぼ意味がわかるからです。

・・・で、私が書いたブログ内容と同じような見解が多いとなると、金正恩と北朝鮮政府はこれはメンツに関わる問題であると捉えるはず(笑)

 私のブログなんか知ったらブチ切れて、総聯が坂東宅を探しているかもしれない(^_^;)

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 おまけに日朝会談で国家のトップ同士が交流するにあたり、朝鮮民族代表たる金正恩としては、すでに「中国、アメリカと対等に会見した国家主席」としてのプライドがあるはずで、これ以上、他の国に対等な関係を認めると国家や指導者個人としての格が落ちると考えているはずです。

 これはある意味、仕方がありません。
その思考回路は言語によって作られているからです。

 彼らの言語には日本語より細かい敬語ランクがあるそうで、祖父母、父母、兄弟、子、孫、会社の上司など、言葉をかわす相手に応じて格の違いを明確にする言語で意思疎通し関係を保っていますが、なんと対等な言葉遣いはない”のです。

 このため、親密な中になるにはお互いを見下したとも取れる表現でものを言い合い、それでも怒ったりしない信頼関係が必要になるのです。

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 だから親子の間で「ありがとう」なんていうとそれだけでケンカになったりもする。

 それは「水臭い」を通り越して「あんたとは他人だからお礼はしておく」と言われたかのような捉え方をするから、なのだそうです。

 また、同じ言語を使う韓国の話ですが、学校の同級生同士でも、どっちが先に生まれたかによって兄弟のような上下関係が発生するとのこと。

 彼らはそうした歯車の歯のように上下に噛み合った密接な関係を作ることで仲間意識を固めるのです。

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 逆に初対面から敬語を使って頭を下げてくる日本人の年上の社長なんかが来ると「もうどういう言葉遣いで話しをすればいいのかわからないので困る」なんて話も半島出身者や駐在経験者から聞きますよ(^_^;)

 だから日本人なら当たり前の、「適度な間合いをとって尊重し合う仲」というのは、朝鮮民族にとって警戒(≒敵対)に近い。

 おそらく日朝会談では兄たる民族のトップを自負しているであろう正恩はかなり気合を入れてくるはずで、随行する通訳が正恩の言い回しをそのまま日本語にしたら会談もクソもない状態が出現するはず(笑)

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 逆に日本側で準備した通訳がどのランクの敬語を使って正恩に伝えているかを把握しておかないと、不用意な誤解を与えてトラブルに発展したり増長させたりする可能性があります。

 また、朝鮮民族は怒りや悲しみを積み重ね、熟成し、これを乗り越える人徳「恨(ハン)」を大切にするため、その自信の源が苦しい境遇や苦難を重ねた俺だったりするので、「みんなのおかげ」「(他への)感謝」を心がけて「生かされている」日本人とは違うのです。

 威張るか? ヘコヘコするか? 
ぞんざいな言葉で会話し合える親しく馴れ馴れしい対等関係になるか?
そしてそれを維持するか? 

 日本人にはどれも難しいし、私は個人的にはそんな人種との密接な付き合いは嫌ですよ。

 特に南北統一となれば、大混乱が予想される上に、反日意識だけは共有しますし、僅かに潜在するお年寄りを中心とした知日派も、若い親日派も立場がますます危うくなるので、安全平和な民間交流など全くイメージできません。

 国交も程よい距離に離れて、お互いの平和をたまに祈り、元気な様子を確認する程度の( 関係を維持したいものですね。


「坂東学校」(会員制)より転載
http://bandou.an-an.org/

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