宜野湾市長選2016 特集


「オール沖縄」の敗北、宜野湾市長選で翁長知事錯乱
《 沖 縄 時 評 》
米軍普天間飛行場を抱える宜野湾市長選は、安倍政権が支援する現職の佐喜真淳氏が、翁長県知事が支援する志村恵一郎氏に約6000票の大差をつけて再選を果たした。2014年秋の県知事選以来続いた翁長知事の必勝パターンが初めて崩れた瞬間である。

自壊が始まる「オール沖縄」
OKINAWA政治大学校名誉教授 西田 健次郎
今年初めの重要選挙として1月24日に投開票された沖縄県宜野湾市(人口9万7千人)の市長選挙は、自民党と公明党が推薦した現職の佐喜真淳氏(51)が圧勝した。対立候補の新人、志村恵一郎氏(63)は、翁長雄志県知事を先頭に「オール沖縄」なる野合集団の応援を受けたが、2万1811票しか獲得できず、2万7668票の市民票を確保した佐喜真氏にざっと6千票の大差をつけられた。

共産主義勢力の沖縄支配を阻止した佐喜真市長の再選
国政選挙並、いやそれ以上の取り組みが行われて熾烈な戦いが繰り広げられた宜野湾市長選挙の投開票が1月24日に行われた。その結果、佐喜真淳氏 27,668票、志村恵一郎氏 21,811票と5,857票の大差で現職の佐喜真淳氏が再選を果たした。
この重要選挙の勝利により沖縄の自民党県連、一昨年の11月の沖縄県知事選挙以降の連敗にストップをかけることができた。安倍晋三総理は宜野湾市長選挙の佐喜真氏の再選の報を聞き、自民党幹部に「この勝利は大きいね」とコメントをしたという。そこで、今回はこの勝利の意義について改めて考えてみたい。

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