[2018沖縄県知事選] 
沖縄県知事選挙2018―中国の工作に完敗?!
沖縄県知事選挙2018は、9月30日投開票が行われた。結果は革新候補の玉城デニー氏が圧勝。保守候補の佐喜真淳氏に約8万票の差をつけた。保守の立場で県知事選を少し分析してみたいと思う。
固め切れなかった組織票

沖縄知事に玉城デニー氏初当選 その前途は・・・
玉城デニー候補 396,632票 佐喜真淳候補 316,458票 玉城デニー候補が当選した。佐喜真淳候補に8万票の大差をつけて。佐喜眞候補の楽勝だと予想していたが違っていた。デニー候補の楽勝だった。マスコミは接戦だと予想していたがマスコミの予想も間違った。
翁長知事の遺言→デニー氏の立候補が県民の支持を高くしたのだろうか。翁長知事が命をかけて頑張った辺野古移設阻止を県民が支持したのか。国会議員の地位を捨てて県知事選に出馬したデニー氏の心意気に好感を持ったのか。ハーフで子供の頃は貧しく差別されていたデニー氏の頑張りを支援する気持ちがあったのか。

玉城氏当選、国は辺野古移設を進めよ
沖縄県知事選挙で共産、社民両党など「オール沖縄」が推す前衆院議員の玉城デニー氏が当選した。玉城氏は故翁長雄志知事の後継として米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対し、国との対決姿勢を露(あら)わにしていた。
だが、知事選は辺野古移設の是非をめぐるワンイシューの選択ではない。玉城氏が知事に就任しても辺野古移設工事は粛々と進めていくべきだ。
厳しさ増す安保環境

玉城氏当選で普天間返還さらに遠のく
「翁長知事の志を継ぐ」―。「オール沖縄」が推す玉城デニー氏は遊説で毎回強調した。玉城陣営の出版物にもこの言葉が並び、玉城氏よりも翁長雄志氏の写真が大きく扱われた。どちらが候補か見まがうほとだった。
選挙演説では、玉城氏や応援弁士も翁長氏に言及するなど、“弔い選挙”の色合いを濃く打ち出した。選挙戦後半には翁長氏の妻・樹子さんが涙を流しながら支援を訴え、県民の情感に訴える戦術を駆使し共感を集めた。

玉城氏が“翁長弔い”前面に初当選―沖縄県知事選
翁長雄志知事の死去を受けて30日に投開票された沖縄県知事選は、共産党、社民党や労組などでつくる「オール沖縄」が推す玉城デニー前衆院議員(58)が、新人の佐喜真淳前宜野湾市長(54)=自民、公明、維新、希望推薦=ら3人を破って初当選した。
最大の争点となった普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設について、玉城氏は反対を公約に掲げ、翁長氏が進めた辺野古埋め立て承認の撤回を支持する立場で、政府との対立が再び先鋭化する。

玉城氏、勝利宣言―沖縄知事選
玉城デニー陣営の会場は終始明るい雰囲気に包まれていた。玉城氏が会場入りしたのは開票開始前。20時ちょうどに地元テレビ局が当選確実を報じると、一瞬表情を緩めたが、「まだ1社だけ」という陣営からの声に唇を噛んで気を引き締めた。

佐喜真、玉城両氏 最後の訴え
翁長雄志知事の死去に伴う沖縄県知事選は30日の投開票を控えた28日、各候補者が街頭で最後の訴えを行った。選挙戦最終日の29日は、沖縄が非常に強い台風の暴風域に入る見通しとなったため。選挙戦は、無所属新人で前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)=自民、公明、維新、希望推薦=と、無所属新人で前衆院議員の玉城デニー氏(58)の大接戦となっている。

多くの県民は翁長県政にNOの評価を下している
翁長知事の県政は3年8カ月続いた。翁長知事の県政を4年近く体験した県民はどのように翁長県政を評価しているのか。 玉城デニー候補は翁長知事の遺志を後継すると公約している。県民が翁長知事の県政を高く評価しているならデニー候補が当選するだろう。しかし、翁長県政にNOであるならデニー候補の当選は難しい。
自民党のリーダーであった翁長氏が左翼と共闘するというのは沖縄の政治史上初めてである。 自民党のリーダーであった翁長氏は共産党の安保廃棄中央実行委員会の全国大会に参加して、共産党との共闘を宣言した。自民党のリーダーだった政治家が共産党と共闘することは沖縄はもちろんであるが日本歴史上初めてである。 左翼政党と共闘した翁長氏は知事選に勝利して県知事になった。保守と左翼の共闘は「沖縄アイデンティティー」を基本にして保守と左翼のアイデンティティー政治になると思われたが、共産党は左翼イデオロギーの塊であり、翁長氏の沖縄アイデンティティーは通用しない。たちどころに翁長知事は左翼イデオロギーにがんじがらめにされていった。

沖縄知事選、最後の3日攻防始まる
30日投開票の沖縄県知事選挙は最終盤の「3日攻防」に突入した。沖縄県知事選は前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)=自民、公明、維新、希望推薦=と、翁長雄志元知事の後継候補で前衆院議員の玉城デニー氏(58)の事実上の一騎打ちとなっている。
27日は、自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長や立憲民主党の枝野幸男代表、国民民主党の玉木雄一郎代表がが来県し、舌戦が繰り広げられた。

革新のマドンナは昔の話? 蓮舫氏が革新応援演説
沖縄県知事選は30日の投開票を前に、野党からも有力議員が続々と沖縄入りしている。
翁長雄志元知事の四十九日にあたる25日には、共産党の志位和夫委員長、自由党の小沢一郎共同代表をはじめ、社民党や国民民主党の幹部らとそろって翁長氏ゆかりの「魂魄の塔」(糸満市)を慰霊し、翁長氏の後継候補である玉城デニー氏の当選に向けて野党連携をアピールした。同塔は翁長氏の父が沖縄戦慰霊目的で建立したもの。

「生活向上」vs「反辺野古」で激突
「名護方式」で勝つ――。公明党沖縄県本部の金城勉代表は、決起大会のたびに、こう強調する。今年2月の名護市長選で自民、公明、維新が連携し、期日前投票を強化した結果、「奇跡の大逆転劇」(金城代表)を生んだことを指す。23日、県庁前で自民党の小泉進次郎・筆頭副幹事長が佐喜真の隣でマイクを握ると、「皆さん隣を見てください。那覇市役所があります。期日前投票に行ってください」と訴えた。

【PTV RADIO:033】次の沖縄県知事に望む「甘やかしを止めよ」恵隆之介氏に聞く
県知事選で現れてくる様々な沖縄の課題と次の県知事に望むことを評論家の恵隆之介氏と那覇市在住の知念尚美さんに聞いた。 (対談の音声を公開!)
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【PTV RADIO:032】「基地」か「生活」か沖縄知事選の行方は「下地票」が左右する?篠原章氏に聞く
沖縄県知事選挙で、自民・公明・維新が推す佐喜真淳氏が県政を奪還するか、オール沖縄の“後継者”玉城デニー氏が死守するか、評論家の篠原章さんに聞いた。 (対談の音声を公開!)
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玉城陣営 「翁長」目立つ各種ビラ
「デニってる?」
若者の間で玉城デニーを流行させるために造られた言葉で、SNSで拡散されている。21日夜には、「デニってる?」を合言葉にしたトークイベントが那覇市のライブハウスで開かれた。入場は18歳以上30代以下に限定されたが、約360人規模のライブホールは若者で満員となった。

【PTV RADIO:030】翁長氏が遺した「辺野古」や「オール沖縄」の行方―どうなる沖縄県知事選!
沖縄県知事選で「辺野古」問題はどうなるのか、そもそも「オール沖縄」の行方は。 沖縄の知識人2人に縦横に語ってもらった。 (対談の音声を公開!)
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知事の権限を逸脱した選挙公約 左翼に抱き込まれたデニー候補
沖縄県知事選挙は県知事を決める選挙である。県知事は日本国家の地方自治体である沖縄県内の政治を選挙公約した政策を基本に行う。県知事には知事としての権限がある。その権限に則って政策を実現していく。知事は権限以上の政治を行うことはできない。だから、選挙公約も知事の権限を逸脱した公約をするべきではない。
しかし、玉城デニー候補は知事の権限を越えた政策を選挙公約にしている。 〇普天間飛行場閉鎖返還。 〇辺野古の新基地を絶対に造らせない。 である。

若者に照準の佐喜真陣営
翁長雄志知事の死去に伴う沖縄県知事選挙(30日投開票)が終盤戦に突入している。政権与党などが推薦する前宜野湾市長の佐喜真淳(54)と、「オール沖縄」勢力が「翁長氏の後継者」として推す自由党前衆院議員の玉城デニー(58)との事実上の一騎打ちの構図で、各政党幹部が続々と沖縄入りするなど「総力戦」の様相を見せている。現地の動向をルポした。(敬称略) (沖縄県知事選取材班)

猫の手も借りたい? 小池百合子都知事が沖縄知事選応援
東京都の小池百合子知事が22~23日にかけて沖縄に入り、自公などが推す中道保守の県知事候補の応援演説をした。
小池氏は2017年6月の東京都議選を前に、「都民ファーストの会」代表に就くために自民党に離党届を提出した。昨年の衆院選では自民党と対立する形で「希望の党」を創設したが、まもなく代表を離党した。

「約束された未来」(佐喜真)か「弔い」(玉城)か―沖縄知事選での対照的な戦い方
沖縄県知事選が告示されて2回目の連休、安倍政権の支援を受ける佐喜真淳氏(54)と、翁長雄志知事の後継の玉城デニー氏(58)がデッドヒートを繰り広げている。その戦いぶりは対照的だ。
23日、県庁前で自民党筆頭副幹事長の小泉進次郎氏がマイクを握った。 「沖縄の皆さん、1週間ぶりに来ました。選挙もあと1週間後。相手も本気、こちらも一段ギアを上げようじゃありませんか」

次の沖縄県知事に望む「甘やかしを止めよ」恵隆之介氏に聞く
県知事選で現れてくる様々な沖縄の課題と次の県知事に望むことを評論家の恵隆之介氏と那覇市在住の知念尚美さんに聞いた。
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県庁は左翼の巣窟 県庁に玉城デニー候補のポスター
沖縄県庁に玉城デニー氏のポスター 自民が調査要求、県選管は「公選法違反の疑い」
沖縄県議会の自民党会派は20日、県知事選(30日投開票)に立候補している玉城(たまき)デニー前衆院議員(58)のポスターが県庁内に掲示されているのは公職選挙法違反などに当たるとして、新里(しんざと)米吉(よねきち)議長に県議会として調査するよう求めた。富川盛武副知事は20日、記者団に対し、ポスターが掲示された経緯などについて「調査する」と述べた。

沖縄知事選で「辺野古」を争点とする朝日・産経とあるべき姿を説く読売
自民、公明、維新など4党が推薦する佐喜真淳・前宜野湾市長と、共産、立憲民主、自由など「オール沖縄」が擁立した玉城デニー・前衆院議員の事実上の保革一騎打ちとなった沖縄県知事選挙(13日告示)は30日の投開票に向け、激しいデッドヒートを繰り広げている。

そろそろ焦点を沖縄県知事選挙に絞ってもよさそうだ
どうやらデッドヒートになりそうなのが、沖縄県知事選挙である。
序盤ではデニー玉城氏の陣営の方に勢いがあったようだが、そろそろ勢いに陰りが見えてくる正念場を迎えそうだ。
順調に期日前投票が伸びているようだが、両陣営とも予断を許さない状況のようである。 残る12日間に、2度ほど大きな波が来るのではないだろうか。
