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[2018南北首脳会談] rss

文氏、演説で北政策称賛

 北朝鮮で金日成主席が抗日パルチザン部隊にいた時の活動拠点で、金正日総書記が誕生したという中国との国境沿いにある白頭山(標高2774㍍)。その伝説は北朝鮮国内で今も語り継がれ「革命の聖地」となっているが、今回の南北首脳会談の最終日、韓国の文在寅大統領はその「聖地」に金正恩朝鮮労働党委員長と足を運んだ。

 山頂付近を散策中、同行した金委員長の夫人、李雪主氏がこんな話をした。

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サムスンにも投資圧力か

 今回の南北首脳会談では、サムスン電子の李在鎔副会長をはじめ随行した韓国の主要財閥トップや経済団体長ら17人が、外資誘致などに責任を持つ対外経済相を務め経済通として知られる北朝鮮の李竜男副首相と面談した。その場で一人ずつから自己紹介を兼ね簡単なあいさつがあった。

 「飛行機に乗って平壌に来た。鉄道公社社長としては電車に乗って来るべきところだが…」(韓国鉄道公社の呉泳食社長)

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韓国抑止力削ぐ軍事合意

 韓国の文在寅大統領が北朝鮮の平壌を訪問し、金正恩朝鮮労働党委員長との3回目の首脳会談を行った。会談結果は文大統領支持者を中心に高く評価された一方、保守派からは安全保障面で危惧する声が上がるなど波紋も広がっている。何が問題視されているのか。(ソウル・上田勇実)

 「なんでこんなに喜んでいるのか不思議だ。日本の反応はどうか」

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米朝首脳の早期再会談希望―北朝鮮・金正恩委員長

 韓国の文在寅大統領は20日、北朝鮮の平壌などで2泊3日の日程で行われた南北首脳会談を終えて帰国し、ソウル市内に設置された臨時プレスセンターで国民向けの訪朝報告を行った。

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南北首脳会談、北のペースに乗せられるな

 北朝鮮を訪問している韓国の文在寅大統領は、金正恩朝鮮労働党委員長と首脳会談を行い、合意文書「平壌共同宣言」に署名した。

 だが最大の焦点である北朝鮮の非核化をめぐっては、実質的な進展があったとは言い難い。北朝鮮が本当に非核化の意志を持っているのか疑念は強まるばかりだ。

 正恩氏がソウル訪問へ

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南北会談の合意内容を評価「非常に興奮する!」―米大統領

 トランプ米大統領は19日、南北両首脳による「平壌共同宣言」が発表された直後にツイッターに「非常に興奮する!」と投稿し、合意内容について前向きな反応を示した。

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文氏奔走、北の筋書き通り

 文在寅大統領と金正恩朝鮮労働党委員長による首脳会談はこれで3度目だが、文氏は毎回、南北融和をテコに米朝対話を促すという北朝鮮の筋書きに沿って奔走しているように見える。今回も国際社会が要求する“最終的かつ不可逆的な”非核化の具体的措置には決して踏み込まず、その代わり体制保証にめどをつけたい北朝鮮が繰り返し主張している年内の終戦宣言に向け、軍事的緊張緩和を強調することに歩調を合わせた。

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北また熱烈歓迎を演出―南北首脳会談

 北朝鮮の平壌で18日に始まった南北首脳会談では訪朝した韓国の文在寅大統領一行に対する熱烈な歓迎ぶりが目立っている。板門店での2度の会談に続き、融和ムードを再び演出し、これをテコに膠着状態にある米朝対話を再開させるため米国を間接的に圧迫しようとの思惑がありそうだ。

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金正恩氏が出迎え、車中会談か―南北首脳会談

韓国・文大統領が空路訪朝  韓国の文在寅大統領は18日午前、自身3回目となる南北首脳会談に臨むため空路北朝鮮入りし、平壌の順安国際空港に到着した。

 空港では金正恩朝鮮労働党委員長と夫人の李雪主氏、妹の金与正氏らが直接出迎えた。両首脳は紅絨毯の花道を歩きながら儀仗隊の栄誉礼を受け、集まっていた市民の歓声に手を振って応えた。文大統領は市民に握手を求め、自らお辞儀をする場面もあった。

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日朝対話路線へ転換、拙速は足を掬われる恐れ

 「米朝の首脳会談を機会として捉え、後はまさに日本の問題として北朝鮮と直接向き合い、この問題を解決していく決意だ」

 12日の首脳会談でトランプ大統領が金正恩労働党委員長に日本人拉致問題を提起したことを受けて、安倍晋三首相は14日、首相官邸に被害者家族などを招き、北朝鮮と直接交渉に乗り出す意向を表明した。

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体制維持へ米と「核取引」狙う

 北朝鮮が今回の南北首脳会談とその後の米朝首脳会談に臨む決断を下した背景には国連をはじめとする対北経済制裁で北朝鮮がダメージを受け始めたことがあるといわれる。実際、韓国政府は「北のダメージ」を確認していたようだ。  このままでは経済が破綻し、核を口実に米国の軍事攻撃を招きかねないという恐れを金正恩朝鮮労働党委員長が抱いたとしても不思議はない。

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検証 南北首脳会談 幕開けた文在寅版「太陽政策」

 先月27日、南北軍事境界線の板門店で行われた第3回南北首脳会談は「核のない朝鮮半島実現」「年内の終戦宣言」などで合意し、世界中をそのニュースが駆け巡ったが、北朝鮮の非核化意志や南北関係改善をめぐる青写真には多くの疑念も残った。会談に臨んだ両首脳の思惑、米朝首脳会談への見通しを探った。(ソウル・上田勇実)

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金正恩氏が考える「非核化」構想とは

 南北首脳会談が27日、軍事境界線の板門店の韓国側施設「平和の家」で開かれ、既に報じられているように朝鮮半島の完全な非核化を実施する決意などが明記された共同宣言「板門店宣言」が金正恩朝鮮労働党委員長と韓国の文在寅大統領の間で署名され、公表された。

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板門店「徒歩の橋」会談を読み解く!

 世界の耳目が集まった南北首脳会談が27日、韓国の文在寅大統領と金正恩朝鮮労働党委員長の間で行われ、同日午後、「朝鮮半島の完全な非核化」を確認する一方、年内に朝鮮動乱後の休戦状況から終戦条約を締結し、関係国で平和協定を結ぶ方向に努力することを明記した「板門店宣言」が両首脳によって署名された。文大統領と金委員長はその後、記者団の前に現れ「板門店宣言」の内容を報告した。

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南北首脳会談、うやむやにした非核化意志

 韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は南北軍事境界線にある板門店の韓国側施設「平和の家」で第3回南北首脳会談を行い、「完全な非核化を通じた核のない朝鮮半島」を共通目標にし、年内に終戦宣言を目指すことなどを盛り込んだ「板門店宣言」に署名した。だが非核化の具体的方法や時期には触れず、その意味でうやむやな結果と言わざるを得ない。

皮相的な融和に逆戻り

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金正恩氏と文在寅大統領の「舞台劇」

 体制、国体の違いはあるが南北両国民はドラマが好きだ。北の国民は韓国のTVドラマを密かに観、韓国民は南北分断の痛みを抱える民族の主人公になった気分でドラマを観、また自身も演じる。ドラマは演出家と俳優が心を合わせて舞台作りをすれば、それを見る人々を感動させ、笑いと涙を誘うものだ。

 ひょっとしたら、南北首脳会談も同じように一幕の舞台劇だったかもしれない。ただし、18年前の初演や11年前の再演との違いは、3回目の今回は、演出効果を計算した様々な書割がこれまで以上に工夫されていたことだ。

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払拭できぬ偽装平和の疑い 高永喆氏

拓殖大主任研究員 高永喆氏

 首脳会談は予想した通りの結果だった。南北関係改善や交流増進に向けた合意はあったが、最大の焦点である非核化問題で、金正恩委員長は「完全かつ検証可能、不可逆的な核廃棄」(CVID)に全く言及しなかった。

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韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮…

 韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による南北首脳会談が板門店で開かれ、共同宣言が発表された。6月初めまでに開かれる米朝首脳会談を前に融和ムードが高まっている。しかし、肝心の北朝鮮の非核化への具体的見通しは不透明なままだ。

 北朝鮮の核・ミサイル問題での米国や日本、韓国とのやりとりを見ていると、野球の投手と打者の対決に似ていると思う。正恩氏は、剛速球は投げないが打者との駆け引きに長け、コントロールが巧みで腹の座った投手といったところか。

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朝鮮半島完全非核化で合意―南北首脳が「板門店宣言」

 【高陽(韓国北西部)上田勇実】 韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は27日、南北軍事境界線にある板門店の韓国側施設「平和の家」で第3回南北首脳会談を行い、「朝鮮半島の平和繁栄、統一のための板門店宣言」に署名した。両首脳は宣言で焦点だった北朝鮮の非核化について「完全非核化」を約束しながらも、北朝鮮の措置が確認できない内容にとどまった。一方、年内に朝鮮半島の終戦宣言を目指し、休戦協定を平和協定に転換させるため韓国、北朝鮮、米国の3者かこれに中国を加えた4者による会談を推進することで合意した。

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「平和繁栄の出発点に立った」金正恩氏

 【高陽(韓国北西部)上田勇実】  韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による第3回南北首脳会談が27日午前10時15分ごろ、南北軍事境界線にある板門店の韓国側施設「平和の家」で始まった。

 会談冒頭、金委員長は「平和繁栄、北南(南北)関係の新しい歴史が刻まれる瞬間に、こうした出発点に立ち、のろしを上げる気落ちでこの場に来た」と述べた。また「以前繰り返したように原点に戻って履行できない結果を招くよりは、未来を見つめて手を取り合って歩んでいく契機にしよう」と呼び掛けた。

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金正恩氏、笑顔で文大統領と握手

 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は27日午前、この日開かれる第3回南北首脳会談に出席するため韓国との軍事境界線上にある板門店に姿を現し、韓国の文在寅大統領と握手を交わした後、韓国側に徒歩で入った。朝鮮戦争(1950~53年)で南北分断が固定化して以降、北朝鮮のトップが韓国の地を踏むのはこれが初めて。

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